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文章を上手く書けると収入になる No.2

■基本ルールその2

●「一文一義」を心がける

・読みやすさが格段にアップする


 一文(ワンセンテンス) が長い文章を苦痛に感じる人は
少なくありません。 読みにくいうえに、内容を理解しにくくなるからです。
読みやすく、分かりやすい文章を書くためには、簡潔な文章を心がける
必要があります。

簡潔な文章を書くためには 「一文一義」を意識しましょう。
「一文一義」 とは、一文 (ワンセンテンス) の中に、
ひとつの事柄だけを書くことです。 文章作成の原則のひとつです。

【A】の【ダメ文】が読みにくいのは、一文に複数の情報が詰まっ
ているからです。【修正文】では、句点(マル) を打って一文を
2つに分けました。この処理だけで、読みやすさが格段にアップし
ました。これこそが「一文一義」の効用にほかなりません。

【B】の【ダメ文】は、一文が長いうえに (約130文字)、その中に
複数の情報が盛り込まれています。 一方の【修正文】 は、「一文一義」
を意識して句点を打ち、情報ごとに文章を4分割しました。

 比較したとき、頭に入ってきやすいのは 【修正文】 のほうです。
もちろん、すべての文章を必ず 「一文一義」 にしましょう、とい
うことではありません。大切なのは、読みやすさであり、分かりや
すさです。

読む人が負担に感じなければ「一文二義」が許容される
ケースもあります。

 とはいえ「一文一義」が、重要な文章の原則であることに変わり
はありません。書くことに没頭しすぎる方、気持ちが入りすぎる方、
だらだらと書きがちな方などは、しっかりと意識しましょう。

 

※ 一文の中はひとつの事柄だけ

 

【A】

【ダメ文】        ● 一文に情報が詰まりすぎ

新製品「ぷるるんゼリー」 のセールスが好調で、食品部門のノル
マは達成できたが、飲料部門については、生産ラインがトラブル
に見舞われた結果、 ノルマを達成できなかった。

             ↓ ※ マルを打って2つの文にします。             
【修正文】

新製品「ぷるるんゼリー」 のセールスが好調で、食品部門のノル
マは達成できた。飲料部門については、生産ラインがトラブルに
見舞われた結果、ノルマを達成できなかった。

           ● 読みやすさがアップ

【B】

【ダメ文】            ● 一文が長い

瞑想とは単に心を鎮めるだけではなく、「イメージ脳」 と呼ばれる
右脳を活性化させて、創造力や直感力を鍛えるトレーニングで、
コンサルタントとして 「ひらめき」 を大切にしている私は、瞑想
こそがビジネスを成功へと導く秘密兵器だと確信し、さっそく、
友人からおすすめされた瞑想の会に参加した。

             ↓ ※ マルを打って4つに分割

修正文】

瞑想とは単に心を鎮めるだけではない。

イメージ脳」と呼ばれる右脳を活性化させて、
創造力や直感力を鍛えるトレーニングである。

コンサルタントとして「ひらめき」を大切にしている私は、
瞑想こそがビジネスを成功へと導く秘密兵器だと確信。

さっそく、友人からおすすめされた瞑想の会に参加した。

           ● 文章がスッと頭に入る