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文章を上手く書けると収入になる No.7

■基本ルールその7

●「ひらがな」「漢字」「カタカナ」を使い分ける

・文章の意味が頭に入ってきやすくなる

 

ひらがな」「漢字」「カタカナ」は、
それぞれ読む人に与える印象が大きく異なります。
「文章を読ませる相手」や「文章の目的」など
に応じた使い分けが必要です。

 読みやすさだけを考えるなら、漢字とひらがなの
理想は、3:7程度ではないでしょうか。

例えば、【A】の【ダメ文】は漢字ばかりで堅苦しい印象を受けます。
読む人の気持ちを無視した文章です。
「直ぐ→すぐ」 「御→ご」 「出来る→できる」 「為→ため」という具
合に、漢字をひらがなに変更しました。

また、「発覚次第→見つかりましたら」「否か→どうか」のように、
小難しい表現も、やさしい表現に変更しました。

【ダメ文】と見比べると、読みやすさの差は一目瞭然です。
意味が頭に入ってきやすいのも、ひらがなを多めにした【修正文】
のほうではないでしょうか。

【B】は「行った」が、「いった」なのか「おこなった」なのか、
はっきりしません。主催の立場であれば、誤読されないよう「おこな
った」と書くほうがいいでしょう。【C】は一瞬、「明朝駅」ってどこ?
と思った方もいるでしょう。【修正文】では、句点を打つほか、
助詞の「に」を加えました。 このほうが親切です。

 このように、漢字が連続する場合は、前後の文字の影響を受けて
分かりにくくなっていないかどうか、十分に注意が必要です。
もちろん、ひらがなやカタカナの場合も同様です。

 

※ 漢字の量のバランスを考える

 

【A】

【ダメ文】       ●文章が堅苦しい

問題が発覚次第、直ぐに御連絡願います。
解決出来るか否かを判断する為、貴社に伺います。

            ↓ ※漢字をひらがなにします

【修正文】

問題が見つかりましたら、すぐにご連絡願います。
解決できるかどうかを判断するため、貴社に伺います。

             ●やさしい印象の文章に


【B】

【ダメ文】       ●「いった」 「おこなった」 どっち?

一年前に行った読書会では~

【修正文】

 一年前におこなった読書会では~

【C】

【ダメ文】       ●「明朝駅」 ってどこ?

明朝駅前集合です。

【修正文】

明朝、駅前に集合です。

※ 句点や助詞を加えると分かりやすくなりますね

●ひらがなで書くことが多い言葉

或は(あるいは)/又は(または)/従って(したがって) / 即ち (すなわち)
/所詮 (しょせん) / 殆ど (ほとんど) /何方 (どなた) / 何処(どこ) /位
(くらいぐらい) /程(ほど) / 等 (など) / 迄 (まで)/事(こと)/所(と
ころ)/宜しく(よろしく)/暫く(しばらく)/是非(ぜひ)/丁度(ちょ
うど)/貴方(あなた) /敢えて (あえて) / 只今 (ただいま) /御座います
(ございます)/生憎(あいにく)