■基本ルールその8
●専門用語や難解な言葉は言い換える
・読む人が負担なく読める文章になる
書き手が「当たり前」に使っている言葉が、
読む人の「当たり前」とは限りません。
専門用語や難解な言葉はできる限り避けて、
読む人が負担なく読める文章を心がけましょう。
【A】にあるように、読む人が「DX化」という言葉の意味を理解し
ていれば①の文章で構いません。しかし、「DX化」を知らないよ
うなら②③のように、「DX化」の意味を説明する必要があります。
もしも、読んだ人から 「言葉の意味が理解できませんでした」と
言われたとしたら、それは99% 書き手側に責任があります。 これは、
ビジネス用語やカタカナ用語、あるいはスラング (俗語や隠語)を
使うときも同様です。
【B】では、ビジネスの現場で使われがちな用語を言い換えています。
大事なポイントは、読む人が、これらの用語の意味を知ってい
るかどうかです。
書き手にはなじみがある言葉でも、読み手に通じるとは限りません。
少なくとも「この言葉はどういう意味ですか?」と質問されて
しまうような文章を書くべきではありません。
言葉は「書き手本位」で使うのではなく、
TPO(時・場所・場合)をわきまえながら、
「読み手本位」で使いましょう。
※ 読み手が理解できる言葉を使う
【A】
① 業務を効率化するには、「DX化」を進める必要があります。
② 業務を効率化するには、 「DX(デジタルトランスフォーメーション)
化」を進める必要があります。
③ 業務を効率化するには、 データとデジタル技術を活用して、 商品
やサービス、ビジネスモデルを変革する「DX(デジタルトランス
フォーメーション) 化」を進める必要があります。
※ 読む人が「DX化」を知らない場合は②③のように修正
【B】
× 山下君をマネージャーにアサインしよう。
○ 山下君をマネジャーに任命しよう。
※ アサイン: 仕事を割り当てること/別の部署などへ配属すること
/役職などを任命すること。
× 次回ミーティングまでにプランXのイシューを特定しよう。
○ 次回ミーティングまでにプランXの課題を特定しよう。
※イシュー:問題解決において考えるべき、論じるべきテーマ。
× M店・N店を合併した場合に得られるシナジーとは?
○ M店N店を合併した場合に得られる相乗効果とは?
※ シナジー: 価値が大きくなること。 相乗効果。
× P社がダマテンで、製品開発に着手した。
○ P社が何の発表・連絡もなく、製品開発に着手した。
※ ダマテン: 他人に黙ってこっそり物事を行うこと/内緒で物事を企んでいること。
× 記事に何かしらのギミックが欲しい。
○ 記事に何かしらの仕掛けが欲しい。
※ ギミック:仕掛け。策略。からくり。
●ビジネス用語は意味を知らない人に配慮して使いましょう