夢売り人の箱

スモールビジネスの応援ブログ

文章を上手く書けると収入になる No.15

■基本ルールその15

●推敲(すいこう)・見直しで文章の質を高める

・一度書いただけでは完璧な文章にならない

 

 推敲見直しをするときには、誤字脱字はもちろん、
情報の過不足、言い回し、論理性、読みやすさ、
文法などをチェックします。

 パソコンで文章を書く方におすすめなのが、
印刷(プリント)した文章で推敲・見直しをする方法です。
なぜなら、印刷した文字を目の前にすると、
脳が「書き手」から「読み手」にスイッチするからです。
事実、デスクトップ上で推敲見直しをして「完璧になった」と
思った文章でも、いざ印刷すると、用紙が修正用の赤ペンで
真っ赤になることがあります。

「読み手の脳」が得られると、
文章全体を冷静に見渡すことができ、
書いているときには気づかなかったアラや欠点、
間違いに気づきやすくなります。
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■推敲(すいこう)とは、

文章を何度も練り直すこと。
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「書く→印刷する→推敲する→修正する」という作業をくり返すう
ちに、おのずと文章の精度が高まっていきます。ビジネスに使う重
要な文章であれば、最低でも1回、可能であれば3回ほど推敲・見
直しをすることをおすすめします。

 修正した文章を再び印刷するときは、フォント(書体) やフォン
トサイズを変えるのもひとつの手です。また、仮に文章が横書きな
ら、あえて縦書きで印刷してみるのもいいでしょう。見た目が変化
することで、新鮮な気持ちで文章と向き合えます。

 なお、印刷できない環境にある方や、手書きで文章を書く方は、
書き終えたあと、少し時間をおいてから見直しましょう。 見直すま
での時間が長いほど、「読み手の視点」が強まります。

※ パソコンで書いた文章はプリントアウトする

●アラや欠点、 間違いに気づきやすくなる

Check!

書き手

↓ ※ 脳がスイッチ

読み手

●推敲見直しで文章の質を高めるポイント

・1回目

想定する読者になったつもりで、「おもしろい文章か
どうか」「タメになる文章かどうか」など、内容面に
フォーカスして読む。細かい点は気にしなくてOK。

・2回目

「もっと伝わりやすい表現はないか」「読みやすい言い
回しはないか」など、「伝わりやすさ」を意識して読む。

・3回目

誤字や脱字など、ケアレスミスがないかどうかに注意
して読む。

●ビジネスの文章なら3回は見直しましょう