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文章を上手く書けると収入になる No.26

■早く短く書く Chapter2 その26

● 文章のぜい肉を落とす

・文章が引き締まりメッセージが伝わりやすくなる


だらだらと書かれた冗長な文章は、読む人をうんざりさせます。
すっきりと簡潔な文章を目指すなら、文章の「ぜい肉(=ムダな言葉)」を
落とさなければなりません。

【A】の【修正文】は文量を約半分にしました。 
文章を削るときには、その言葉が、情報・メッセージを
伝えるうえで必要なのか不必要なのかの判断をしなければなりません。
その言葉を削ることでメッセージが弱まらないようなら、
削ったほうが賢明です。


※ ムダな言葉を削る


【A】

【ダメ文】

みずからの主張をがなり立てる政治家に、主張の正当性を見極めようと、
彼女の話にじっと耳を傾ける人々。
美樹は、駅前にあふれかえる人混みを一所懸命にかき分けながら、
改札口に向かって歩いていった。

     ↓(必要な言葉だけ残す)

【修正文】

政治家の主張に耳を傾ける人々。
美樹は人混みをかき分けながら、改札口へ向かった。

【B】の【修正文】 では 「長く険しい」と「鬼のように厳しい」を
削りました。SNSなどに書く個人的な文章と異なり、実務的な文章では、
とくに心情的な形容や比喩が煙たがれる傾向にあります。

書いた本人は気持ち良くても、読む人には、理解を妨げる
「邪魔者」でしかありません。

【ダメ文】はいずれも間違っているわけではないので、書いた本人
は“くどい言い回し”になかなか気づきにくいものです。「もっと短
くできないかな?」「読む人はストレスを感じていないかな?」などと、
自分の文章を批判的な目で読み直すことが大切です。

【B】

【ダメ文】   ●心情の表現がノイズに

長く険しい3年間のテスト期間を経て、ついに、鬼のように
厳しい常務から「合格」のお墨付きをいただいた。

【修正文】   ●読み手の理解を妨げる言葉がなくなった

3年間のテスト期間を経て、ついに、常務から「合格」の
お墨つきをいただいた。

【C】のように、ムダな言葉や回りくどい表現を削ぎ落とすだけで、
文章が引き締まり、メッセージが伝わりやすくなります。

【C】

× 無断で撮影しないようにしてください。
○ 無断で撮影しないでください。

× ケガ人が急増してきています。
○ ケガ人が急増しています。

× 机を購入するということを考えています。
○ 机を購入しようと考えています。

× 試験を受けることができます。
○ 試験を受けられます。

× 明日、家族の前で宣言したいと思います。
○ 明日、家族の前で宣言します。

× さっそく撮影を始めていきましょう。
○ さっそく撮影を始めましょう。

※「もっと短くできないか?」と批判的な目で見直しましょう