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文章を上手く書けると収入になる No.32

■早く短く書く Chapter2 その32

● 「の」の連続使用に注意する

・読みやすい文章を書く意識に欠けている


「~の~の~の~」という具合に、 一文中に助詞の「の」が立て続
けに登場すると、読む人に、間延びした印象や、稚拙な印象を与え
かねません。「の」の使用の目安は、「一文= 2つ」までです。

【A】の【ダメ文】は「の」が6つも連続しています。これだけ連
続すると、頭をフル回転させなくてはならず、読む側の理解度が低
下します。リズムも良くありません。

【修正文】では、句点(マル)を打って、一文を2つに分けました。
また、「反対側の」 → 「反対側に建つ」、「最上階の」 → 「最上階に
ある」と修正することで、「の」の数は6つから3つに減りました。
一文中の「の」 は、最大で2つです。これくらいの量であれば、
読みにくくありません。

【B】では、「結婚記念日の」を「結婚記念日に贈る」に、「プレゼ
ントの買い物に行く」を「プレゼントを買いに行く」に変更しました。
「の」が3つからひとつに減り、読みやすくなりました。

【C】のように、「の」を「~する / ~できる」に置き換えるのも、
「の」の連続使用を防ぐひとつの方法です。

【D】のように、「~する」以外にも、内容に応じて、「~にある」「~
にいる」「~における」「~について」「~に対する」などが使えます。

【E】では、「私の」や「のタイトル」など、「なくても成り立つ言葉」
を削ることで、「の」が3つからひとつに減りました。
その言葉が本当に「必要かどうか」を見極める目を養いましょう。


※「の」を省いてスマートに書く


【A】

【ダメ文】

駅の反対側の人気のデパートの最上階のイタリアンのピザが
食べたい。

              ↓ ※一文を2つに分けて「の」を減らす

【修正文】

駅の反対側に建つ人気のデパート。 最上階にあるイタリアン
のピザが食べたい。

【B】 

【ダメ文】

両親の結婚記念日のプレゼントの買い物に行く。

              ↓ ※「の」を具体的な言葉に置き換える

【修正文】

両親の結婚記念日に贈るプレゼントを買いに行く。

【C】

【ダメ文】

未来のアーティストたちの活躍の場を用意する。

              ↓ ※「の」を「~できる」に置き換える

【修正文】

未来のアーティストたちが活躍できる場を用意する。

【D】

【ダメ文】

コンビニの向かいのビルの入り口の看板が気になる。

              ↓ ※「の」を「~にある」などに置き換える

【修正文】

コンビニの向かいにあるビルの入り口に設置された看板が気になる。

【E】

【ダメ文】

 私の母の好きな映画のタイトルは『東京物語』だ。

              ↓ ※なくてもいい言葉を削る

【修正文】

母の好きな映画は『東京物語』だ。

※「の」は一文に2つまでが目安