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文章を上手く書けると収入になる No.35

■早く短く書く Chapter2 その35

● 過去形を連続で使わない

・書き手のリアルな想いや息遣いを表現する


「~した」「~だった」のような過去形を連続で使った文章は、
リズムが一本調子になり、読む人に稚拙な印象を与えかねません。
「朝起きた。ごはんを食べた。おいしかった。学校に行った。
友達と遊んだ」。過去形を連発する文章は、子どもが書く作文に
よく見られます。


【A】の【修正文】では、大きな状況を説明するときは過去形を、
一方、小さな状況の説明や、書き手の心理描写をするときには現在形
を使いました。

 過去形が6つから2つに減ったことによって、文章に適度なリズムが
生まれるほか、書き手のリアルな想いや息遣いが感じられるようになりました。


【B】の【ダメ文】では使った過去形は6つ。一方の【修正文】では、
過去形と現在形が3つずつになりました。
【修正文】のほうが【ダメ文】に比べて、情景がリアルに思い浮か
ぶのではないでしょうか。

 過去形と現在形の使い分けに、明確なルールはありません。強いて言えば、過去形は、話しの背景・全体状況を描くときに有効です。一方の現在形は、読む人に、書き手の感情や瞬間的な情景をリヤルにイメージさせたいときに大きな効果を発揮します。

 

※ 「~した」「~だった」の連続を避ける


【A】

【ダメ文】

30年ぶりに故郷を訪れた。通っていた中学校は、 校舎が建
て替えられていて、当時の面影がなかった。毎日バスケット
の練習に励んだ体育館も、立派な建物に変わっていた。寂し
かった。大切な思い出を許可なくむしり取られたような心境
だった。でも、仕方なかった。時間の流れは、誰にも止めら
れないのだから。

【修正文】

30年ぶりに故郷を訪れた。通っていた中学校は、校舎が建
はて替えられていて、当時の面影がない。毎日バスケットの練
習に励んだ体育館も、立派な建物に変わっていた。寂しい。
大切な思い出を許可なくむしり取られたような心境だ。でも、
仕方ない。時間の流れは、誰にも止められないのだから。

※ 書き手の想いや息遣いが感じられる


【B】

【ダメ文】

足がもつれた。おもいきり転んだ。尻もちをついてしまった。
痛みで頭が真っ白になった。3分ほどしてから、ゆっくりと
起き上がった。尻に青あざができた。

           ↓ ※ 過去形を減らし情景をリアルに
               浮かび上がらせます
【修正文】

足がもつれた。おもいきり転ぶ。尻もちをついてしまった。
痛みで頭が真っ白になる。3分ほどしてから、ゆっくりと起
き上がる。尻に青あざができた。

※ リズムが良くなりリアルさが生まれた