■正しく書く Chapter3 その43
● 論理的につじつまを合わせる
・読み手が文章の意味を正しく理解できる
「内容がちぐはぐだ」「筋が通っていない」―そんな指摘を受け
たことはありませんか?それらの原因の多くは非論理的な文章に
あります。 非論理的な文章とは、つじつまの合わない文章のこと。
「伝わらない文章」そのものです。
【A】の【ダメ文】は、前後半の文章を順接の接続詞「だから」で
つなげています。しかし、よく見ると、前後半の文章は、別次元 (別
論点)の内容であり、論理的な整合性を欠いています。 両者を
「だから」でつなげるのは強引です。
論理的に整理された【修正文】であれば、つじつまが合います。
つじつまの合った文章は、「伝わる文章」の大前提です。違和感
を抱いたときは、放置せず、必ずその原因を突き止めましょう。
つじつまが合わない文章の原因はさまざまですが、中でも多いの
が、書き手が認識している論理そのものがずれているケースと、誤
った用途で接続詞を使っているケースです。
【B】の【ダメ文】は、前後半の文章を逆接の接続詞「しかし」で
つなげていますが、微妙につじつまが合いません。
一方、前半の「趣味だ」と後半の「我慢する」をつないだ
【修正文】なら、つじつまが合います。
【C】では、順接の接続詞「それで」で前後半の文章をつなげると
「おかしな文章」になってしまいます。一方、条件や例外を示す接続詞
「ただし」を用いた文章であれば、違和感なく理解できます。
※ 意味が正しくつながるよう、つじつまを合わせる
【A】
【ダメ文】 ●「だから」の前後がつながらない
上司からの指示を待っているだけでは成長できない。だから、
手を抜かずに頑張ろう。
↓※ 前後の文を整合させます
【修正文】
上司からの指示を待っているだけでは成長できない。 だから、
率先してアイデアを出そう。
● つじつまが合う
【B】
【ダメ文】 ● 前後の内容がずれている
ショッピングが唯一の趣味だ。しかし、金欠の月もあれば、
お金に余裕がある月もある。
↓※ 前後の文章を正しくつなぐ
【修正文】
ショッピングが唯一の趣味だ。しかし、金欠の月は欲しいも
のを我慢する。
● 意味の通る文章に
【C】
【ダメ文】 ● 筋が通らない
私は毎日ジョギングをしている。それで、雨の日は走らない。
↓※ 正しい接続詞に変える
【修正文】
私は毎日ジョギングをしている。ただし、雨の日は走らない。
● 筋の通った文章に