どの国で試合するの?
各組2位同士が争う第3代表決定戦はホーム&アウェーで行う事は日程的にも厳しかったので中立地での一発勝負とされていました。
当初は予選の展開からB組2位はアラブ首長国連邦が有力視されていたので、決定戦はバーレーンで開催する方向でした。
しかし日本サッカー協会はそれに反対の意を表明し西アジア勢同士ならバーレーン、西アジア勢対東アジア勢ならマレーシア、東アジア勢同士なら韓国で開催することに決定。
さてそれでは閑話休題⑦スタートします。
あちらも大変
日本代表は最終節に2位を決めましたが、もうひとつのA組では最終節まで順位がわからない超混戦に。結果1位がサウジアラビア、2位がイランになります。
さて先述していたように西アジア勢対東アジア勢になりましたので決定戦はマレーシアで開催することに。
さてどこで試合しましょうか?
日本はクアラルンプールでの開催を希望していましたがマレーシアの国内リーグのカップ戦が行われるため、ジョホールバルのラルキン・スタジアムで11月16日に試合をすることになります。
イランは大変なことに
A組2位のイラン代表でしたが、11月8日に日本が2位を決めたのに対し11月12日に順位が確定(最終10節に試合が無く、それまでは暫定1位)
決定戦の開催場所に関してはイランのサッカー協会はバーレーンよりも寧ろマレーシアのほうが宗教上の理由から都合が良かったそうなのですが、航空チケットの確保やら遅延などが重なり現地入りが遅れることに。
対して日本は早々に準備をしていたこともあり試合前から有利な状況とも言われていました。
運命のキックオフ
現地時間1997年11月16日午後9時(日本時間同日午後10時)
試合開始。
疲労があるとはいえヨーロッパのクラブチームでも実力を発揮するアリ・ダエイ、アジジ、マハダビキア、カリム・バゲリらを擁するイランはかなりの強敵。
前半先制するも後半すぐに同点に追いつかれ、さらに逆転され嫌な雰囲気になりますが徐々にイランの選手に疲れが見え始めた後半30分過ぎに日本が同点に追いつくも両者決め手を欠いて今大会から採用されたゴールデンゴール方式の延長戦へ。
ゴールデンゴールってなんぞや?
知らない人も多いこの方式。
サッカーでは主にトーナメント戦(ノックアウトステージ)において前後半90分で勝敗がつかない場合はさらに延長前後半30分を戦います。それでも決まらない場合はPK戦を行います。ちなみにPK戦も5人ずつ蹴って勝敗がつかない場合はそこからサドンデス(リードした時点で勝利)となります。
120分間も戦わなければいけない選手の疲労を鑑み賛否両論ありましたが延長戦で先にゴールを決めたチームがその時点で勝利を得る、という画期的なルールが採用されました。
完全決着させる!
このゴールデン・ゴール、プロサッカーリーグがある国の中で日本が最初に「Vゴール方式」として導入。
どうしても前後半90分だけだと引き分けが多くなるサッカー。野球人気に負けないために採用したとのこと。現代で考えると選手の疲労の蓄積等を考慮していなかったのかしら?と疑問を感じます。
その中でW杯やオリンピックの予選を戦っていた選手達の精神力は計り知れないですね。
さて・・・
また辿り着きませんでした(笑)
次回は最後までお送りします♫
それでは今宵はこれにて失礼いたします。