日本は今週末から
プロ野球はいよいよクライマックス・シリーズ!
明日11日よりファーストステージが開幕します。
海の向こうのMLBではポストシーズンもディビジョンシリーズへ突入し各地で熱戦が繰り広げられています。
新戦力
今月23日にプロ野球の今年のドラフトが行われます。
志望届提出人数は高校生が123人、大学生が170人となっています。
これに社会人の選手が加わった上で12球団で最大120名という狭き門です(独立リーグ所属の選手は除く)
MLBでは日本と学制が違うので既に7月に終了。今年度は30球団で600人ほどが指名されています。
1球団何人いるの?
日本のプロ野球の支配下登録選手(1軍・2軍)は1球団最大70人です。
育成選手は何人でも契約可能ですが支配下登録が65人以上いることが条件で球団の方針や規模にもよります。
選手の総人数は少ないところで80人前後、多いところだと120人近くにも。
来る者が居れば・・・
毎年のドラフトで指名される人数はこちらも各球団に差がありますが平均で8人~10数人(昨年のソフトバンクが19人指名で最多)
これにFA(フリーエージェント)やトレード、新外国人選手の入団等があります。
となると球団の経営状況にもよりますが保有する選手総数の上限があります。
引退する選手が毎年複数人いるわけではないので、そうなると必然的に成績が上がってこない選手や年齢を経たベテラン選手等とは来季の契約を結ばないことがあります。
それが「戦力外通告」です。
育成選手に関しては契約満了になります。
通告を受けると(育成契約満了すると)・・・
来季の構想から自身が外されていると分かるとベテラン・中堅選手は、他球団での現役続行を希望します。若手の選手だと同球団で育成選手で再契約されることもあります。
育成選手も育成として再契約を結ぶ場合もあります。
他球団からの打診ならびに所属球団から再契約の打診がない場合は11月に行われる12球団合同トライアウトに参加したり、独立リーグや社会人野球へ移籍したりとなります。
中には若くして引退の道を選択する方もいます。
今年・・・
戦力外通告を受けた選手一覧で目を引いたのは
2021年度のドラフトで1位指名を受けた選手が3名「通告」を受けています。
阪神の森木選手(現在育成)、ソフトバンクの風間選手(現在育成)、ヤクルトの山下選手です。山下選手は引退を決断されたようです。
まだ4年なのか、もう4年なのかは感覚の違いになりますがなんだか寂しいですね。
阪神は同年度2位の鈴木選手(現在育成)も戦力外としています。
今年で61回目
プロ野球のドラフト会議が始まったのは1965年。
きっかけは戦力均衡でした。それまでのシステムだと資金力のある球団や人気のある球団に有望新人が集中し、なおかつ契約金の高騰にもつながるのでアメリカ(主にNFL)の手法に倣い導入しました。
日本プロ野球では指名選手が重複した場合はくじ引きをするというルールが存在しており現在でも1位指名が重複した場合のみ抽選となっています。
その際に指名した球団関係者が「くじ」を引くわけですが当たりを引いてガッツポーズする姿はなかなか見物なのですが、日本国憲法に倣うとするなら重複指名された選手が「くじ」を引くのはどうだろう、と考えるのは私だけでしょうか・・・?
野球界の未来
来季から2軍は3地区制に再編されます。再来年にはセントラル・リーグでもDH制の導入が決定するなどルールも含めて環境も変わっていく日本のプロ野球。
MLBでは来季から球審のボール・ストライク判定に対してチャレンジができる事になりました。各チーム1試合に2回チャレンジが可能だとのことですが少ない?多い?
ちなみに全て機械が判定するので結果が出るまで15秒。
オープン戦などで試験導入した際の統計をみると、全投球数の半分の判定が覆るそうです(笑)
さて次回は・・・
ルールの変更・改正はスポーツの世界ではよくありますね。
そのあたりを書いていこうかな、と思っています。
今回も稚拙な構成の乱文をお読みいただきありがとうございます。
それでは次回をお楽しみに。