夢売り人の箱

スモールビジネスの応援ブログ

文章を上手く書けると収入になる No.97

■相手を動かす Chapter5 その97

● 呼びかけ 疑問形を使う

・読む人がつい反応してしまう


 【A】は商品のターゲットに直接呼びかける型です。

「経営者」「新入社員」「部長」「団塊世代」「○○したい方」「○○
にお困りの方」「○○をお探しの方」・・・ 等々、直接呼びかけられ
ると、人はつい「私のこと?」と反応してしまうものです。

 「孫のいる女性」よりも「遠方に住む孫となかなか会えないあなた」
と名指しするほうが、あるいは、「中年女性の皆さま」よりも「肌
の衰えが気になるアラフィフ女性の方」と名指しするほうが、ター
ゲットに振り向いてもらいやすくなります。

 ほかにも「創業5年以内の起業家の皆さま」「年金の受給に不安
があるシニア世代の方々」「仕事で成果を出したい20代後半の皆さ
ん」など、さまざまな呼びかけ方が考えられます。

 また、もっとも手軽に使えて、なおかつ、高い効果を期待できる
万能キャッチコピーが【B】のような「疑問形」です。
疑問形は、「問いかけられると、つい答えたくなる (答えを知り
たくなる)」人間の習性を逆手にとったアプローチです。

 読む人に「反応してもらう」という点において、疑問形のキャッ
チコピーは最強かもしれません。
食べ物や洗剤などの日用品から、介護やコンサルティングなどの
サービスまで、あらゆる業界・業種のキャッチコピーに使えます。

「なぜ(どうして)~?」 「まさか~?」 などは、お約束パターン
として、いつでも使えるようにしておきましょう。


※ 直接働きかけて振り向かせる


【A】

△ 平凡文 高性能な日焼け止めクリーム

        ↓※ ターゲットに直接呼びかけてみる

○ 修正文  紫外線に敏感な30代女性の皆様へ

                     ● 私のこと? と思わせる

■ 直接呼びかけの例

□ 資金繰りに悩んでいる二代目社長へ

□ 定年後も活躍の場を求めているシニア世代の方々

□ 恋愛に自信をなくしてしまった20代後半の皆さん

□ 英語学習が長続きしない方へ

□ ワインは赤が最強! と思い込んでいる方へ

□ ダイエットに挫折した経験のある方へ

□ 電車で「お席どうぞ」と言われてショックを受けたあなた


【B】

△ 平凡文 オンラインで学習をサポート

        ↓※ 疑問形にアレンジしてみる

○ 修正文  もしかして、子どもの学習でお悩みではありませんか?

                     ● つい答えたくなる表現に

■ 疑問形の例

□ 砂糖を使ってないってホント?

□ 借金の悩みから解放されたくありませんか?

□ なぜ、姿勢の悪い人は印象が悪いのか?

□ まさか、ハンドソープで顔も洗っていませんか?

□ 絶対に避けるべきコンビニの商品とは?

□ 突然の転職の誘い。 そのときあなたはどうする?

□ 極度の人見知りだった私が、
  どうやって営業のトップセールスになれたのか?