お金がない事を言い訳にしない
商売を始めるには、原資が必要です。何をするにしてもお金です。これが難問です。商売を始められない理由の一つです。海のものとも、山のものとも分からない事業に誰もお金を貸しません。
ビジネスで生き残れるのは、ほんの一握りです。商売を万人に勧めない理由です。その中でも「スモールビジネス」は、リスクを最小限に出来ます。大損しても、10万円ぐらいで済みます。
その代わりに儲かる金額も小さいです。最大で月額5万円、平均月額5,000円を狙います。何だ、それぐらいか?そう思う人は、ここから先読まないでください。時間の無駄ですから。少しでも多くの人に収入アップをして欲しいと思っています。
リスクを取らないと大もうけは、出来ません。この「スモールビジネス」では、最小限度のリスクで、安定した収入を増やすことが目的です。では、スモールビジネスの実例をお話します。
私のビジネスは、どん底からのスタートでした。建築と不動産の会社を経営していました。バブル崩壊で2億円の負債を抱えてしまったのです。本社の土地と建物を売却してその支払に充てました。
そんな状態ですから、お金は有りません。今までのビジネスは、もう出来ません。さて、どうしたものか?そうだ、自分の得意分野で勝負しよう。私は、大阪電気大学短期大学部を卒業しています。
父は、44歳で死去しました。母が社長になり父の会社に就職しました。何もかもが初めてです。私が22歳の時です。大阪工業技術専門学校の夜間に入学しました。卒業は出来ませんでしたが建築図面を読めるようになりました。
学ぶ事が一生の宝になると知りました。今は、アパートや文化住宅の経営をしています。その時の学びが維持管理に役立っています。
何からビジネスを始めたか?古いパソコンの引き取りでした。昔、ソーテックと言うパソコンメーカーが有りました。典型的な安かろう、悪かろうのパソコンです。デザインは、iMacのパクリデザインを平気で作る会社でした。


5台に1台は、不良品です。電源ユニットから発火する事も有りました。とんでもないパソコンを無料で集めました。部品のチェックもコストを考えて抜き打ち検査も出来て無い様でした。
壊れたパソコンを修理して販売しました。壊れたパソコンの二個一合体で直しました。仕入れは、部品代と修理代のみです。修理は、自分でするので利益率が高いです。廃品回収業者からも買取ました。
パソコン修理の技術をマスターして仕事を始めました。