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スモールビジネスセミナー 「バブルで感じたこと」No.12

バブルで感じたこと

 日本にもとんでもない好景気が有りました。

日本の「バブル景気(バブル経済)」は、1980年代後半から1991年頃まで続いた好景気の時期を指します。


🕰 主な時期

  • 始まり:1986年(昭和61年)頃
    日銀の低金利政策により、企業や個人が積極的に投資を始め、不動産や株価が急上昇しました。

  • 最盛期:1988年~1990年頃
    株価(日経平均)は1989年12月に史上最高値の3万8915円を記録。
    都心の地価も異常な高騰を見せ、「土地神話(地価は下がらない)」という言葉まで生まれました。

  • 崩壊:1991年(平成3年)頃
    日銀が金利を引き上げたことで、株価・地価が急落。これ以降、日本は「失われた10年」と呼ばれる長期不況に入りました。


💹 バブル景気の特徴

  • 不動産や株への投機ブーム

  • 「土地は値下がりしない」という過信

  • 銀行の過剰融資

  • 消費・贅沢志向の拡大(高級車・ブランド品ブーム)


📉 バブル崩壊の影響

  • 銀行の不良債権問題

  • 企業倒産・リストラの増加

  • 個人資産の大幅な目減り

  • 長期的なデフレ・景気停滞


※CatGPTより引用

 今から45年前の話です。今の若者は、不景気しか経験がないと思います。個人の資産価値は、上がり有頂天になった時代でもあります。お金は、いくらでも稼げました。ここで勘違いが起きます。

 自分の実力で稼いでいると。今思えば、時流に乗っただけのことです。ゴルフ会員権も高額で取引していました。人は、簡単に傲慢になります。銀行は、どんどん融資しました。バブルなど長く続かない。

 頭で理解していても、傲慢さが勝ちます。プラチナカードをご存じですか?1000万円まで引き出せるカードです。高額の引き出しの場合、支店に現金を置いてないので現金輸送車がそれだけで動きました。

 金銭感覚が麻痺します。割烹料理屋で1回10万円ぐらい使ってました。月の接待費は、100万円になりました。接待で新規顧客を獲得したり大型商談を成立させたりしました。お金が好循環したのです。

 バブルが弾けると、証券会社や銀行が潰れたり、または合併して生き残りました。今の銀行名が長いのは、バブルの名残です。今、順調だからと未来永劫順調とは、限りません。大きい会社が残るとは限りません。

 変化に柔軟に対応出来る会社が生き残れます。