住宅街の黒い影
10年ほど前ですが、待ち合わせ場所へ自転車で向かう途中のこと。
時間は午後9時少し前。静かな住宅街内の交差点で信号待ちをしていると左側に小型犬を散歩させる男性がいます。
信号が変わり進もうとしたら右側から猛然とダッシュしてくる何か。
街灯に照らされたのはグレートデンかドーベルマンだったか種類の記憶は定かではありませんが、とにかく大型のワンコがヨークシャテリアと飼い主さんに飛びついていきました。
傍目から観るとじゃれあっているようにも見えたのですが・・・

行きがかり上です(笑)
なんだか様子が違うぞ?・・・
男性とテリアちゃんは大パニックに陥ってます。
男性は「わー!あっちいけ!」と必死でガード。
自転車のまま近寄り「知ってるワンコですか?」と悠長に聞くと
飼「知らんーっ!あんた飼い主かっ!?」
私「ちゃいますよ!」
飼「何とかしてーっ!」
周囲には私しかいない・・・
自転車のまま両者の間に割り込み、黒いワンコを見ると首輪あり。
顔を見るとまだ幼さもあり威嚇はしていないので遊んでいるだけなら何とかなるかな?と思い、
「このまま、少しずつ離れてください」と声を掛けつつ、依然テリアに寄っていこうとする大型ワンコの間に入りながら太腿を手で叩き私のほうに興味を向けさせようと試みます。
結果なんとか数メートル離れさせることに成功。

さてここから・・・
ちなみに大型犬の飼育は未経験ですが、縁があって触れ合いは数多くさせていただいていたので牙を剥いていない限りでは大丈夫かなっと思ったのと火事場のなんとかですかね(笑)
黒いワンコも私が遊んでくれる対象だと認識した模様だと確信したので、
テリアちゃんを抱っこしている男性に向かって
私「このまま引き連れて行きますので、離れてからゆっくりとお帰りください」
男「はい・・・ありがとう」
すぐに黒いワンコの顔を見て「行くぞっ!」と太腿を叩いてペダルを漕ぎ出すと・・・
ちゃんとついて来るんですよ、賢いの?(笑)

嘘じゃないよ(^_^;)
伴走しながら区画整理された住宅街をまっすぐ南下。
数ブロックほど走ったあたりでワンコはキョロキョロ・・・
「あれ、どうして私はここに?あなたどなた?」
なんて顔をしながら来た道を戻って行きました。
おそらくそのまま帰ったんじゃないかな、確認していませんけども。
10分ほど遅れて到着。
理由を告げると「大変やったね」と労いのお言葉。
皆信じてくれてた?(笑)
あっ!?前話の続き書いてない・・・
私「いい場所発見!手伝って!」
妹「どこ?」
私「”あの”直線」
妹「いいやん!どうやんの?」
兄妹での悪巧み(笑)・・・否、作戦を練ることに。

その計画とは?
北側の交差点がスタート地点、南側の交差点がゴール。
最初の配置は妹とリュウがスタート地点、私がゴール地点。
北側の東西の信号が赤でなおかつ直線道路に車が走っていないことを確認。
スタートは私の声か手を叩いて合図。
ゴール後は自転車でスタート地点に誘導し私は再度自転車でゴール地点へ。
頻度は週1度か2度。雨天中止。
そんな感じで実行することに。
次回は・・・
思いっきり余談が入ってしまいました(^_^;)
記憶を掘り起こしながらですので、忘却の彼方に行かない間に書いておこうかと(笑)
さあ初回の200メートルはどうなりますことやら?